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お店でのこと

ある日、僕とおばあちゃんはお店にいった。
僕はとても大きくて、勇敢だ。
店にはいろんなものがあった。
フルーツ、キュウリ、色んな味のクッキー、お菓子、卵、ソーセージ、お茶。
そして、たくさんの人、人、人。
しまった!気づいた時には遅すぎた。僕は慌てて来た道を戻ってみたけれど、もうそこにおばあちゃんはいなかった。
僕は迷子になったのだ。
「おばあちゃん!僕はここだよ!」
僕は大声で叫んだけれど、たくさんの人に囲まれて、僕の声はかき消されてしまった。ほっぺがすうっと、むずかゆくなる。
僕はそこで立ち止まらず、前へ走り出した。
「おばあちゃん!僕はここだよ!」
僕は思い切り泣いて、思い切り速く走った。
「おばあちゃん…おばあちゃん…僕、僕……うわああん」
僕は泣いて、ついにへたり込んでしまった。
その後、慌ててやって来たおばあちゃんは僕を抱きしめた。
おばあちゃんは、僕の後ろをずっと走ってきたらしい。
なんで僕に追いつくことができなかったか。それは、僕がとても大きくて、足が速かったからだ。
Комментарии
Комментарий члена жюри: Хироко Кодзима
08/10/2018
いくつもの『お店でのこと』を読むと、どれもそれなりに、よりよい箇所があります。“よりよい”とか、読者が登場人物と一緒に、どんどん、どんどん歩いているように想える文章にしていくこつを探しましょう。それが全体にわたって見られ、またお話としても起承転結をしっかり刻み付けられればいいですね。一つ“勇敢”という言葉はちょっと大げさに思えます。工夫してください。
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